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ある程度の高額商品を販売していく時に、クレジットカード決済は必須になります。
30万円も現金で持ち歩いている人はほとんどいませんし、前払金(デポジット)をお預かりして次回に差額を持ってきてくださいというのはキャンセルになる可能性が高いです。
商品を販売する前提条件として「その日」に決済していただくことが大切ですし、次回で良いとなるとワンタイムオファーの意味の薄れてしまうのですね。
「今月はお金が無いし」という断り文句の最も多い理由なのです。
そこで、お客様に決断していただくためにはカード決済導入が必須となってくるわけです。
このカード決済がサロンビジネスではハードルが高く、一定の金額以上のものになると審査が通りません。
さらには、20万円以上になるとその月のカード利用枠がすでに残っていない人までいます。
お客様の「お金が無い」のハードルとクレジットカード決済導入の審査という2つのハードルをクリアするためには、国内のクレジットカード決済会社のものでは厳しいのです。
特定商取引法の特定継続的役務提供
特定商取引法ガイドの中の「特定継続的役務提供」の規定では、
クレジットカード決済の継続課金にはこの法律が適用されます。
下図のような規定なのですが、簡単にまとめますと、
エステや整体などのサロンは5万円以上のものは継続課金できないと理解しておきましょう。
1ヶ月以内とか2ヶ月以内などの規定はあるのですが、そんな期間で継続課金するメニューはありませんので。
これを逃れる決済方法
国内のクレジットカード決済会社はこの法律がある以上、無理ですので、これを逃れて高額の継続課金にも対応したクレジットカード決済は海外経由の決済会社で解決できます。
例えば、PayPalやStripeなどですね。
PayPalはお客様がアカウントを持っていないといけないという面倒がありますので、他のもので海外経由の決済会社を探してみてください。
継続課金ができないと高額商品が売れなくなってしまいますので必ず継続課金対応の会社にしましょう。
私はグローバルペイメントという会社システムを使っていました。
お客様の買わない理由潰し
高額商品を販売するために「仕組み」としてお客様の買わない理由を事前に潰しておく必要があります。
お客様の断る理由は、ほぼ次の2つになります。
- いまお金が無い
- このペースで通えない
①はクレジットカードの継続課金でクリアできますので必ず導入しておいて、バックエンドの案内用紙に「分割できます」と書いておくことが大切です。